Combat Monsters

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「Combat Monsters」は、コレクタブルカードゲームとタクティカルストラテジーゲーム両方の面白さを持っており、シングルプレイとマルチプレイの両方を楽しむことができます。
海外で評価の高いストラテジーゲーム「Great Big War Game(Metascore 86)」や「Great Little War Game(Metascore 86)」を開発した、イギリスのインディーデベロッパーRubicon Developmentによる新作で、タッチ操作との相性も抜群です。
どちらかというとマルチプレイがメインですが、基本無料で遊べるという点と、PC/Mac/iOS/Androidのクロスプラットフォームにも対応しているため、対戦相手に困ることもありません。
シングルモードには、3つのクエスト(Easy Quest / Medium Quest / Hard Quest)が用意されており、その名の通り難易度に違いがあります。
対応言語は英語のみとなっていますので、英語が苦手な方のために、英語が苦手な僕による説明からお伝えしていきます。

豊富なカードの種類と簡単な説明

「Combat Monsters」では、HeroとMonsterの両方をCreatureと呼びます。
カードの説明などで、”Monsters”と書かれていればMonsterが対象となり、”Creature”と書かれていればHeroとMonsterが対象になります。

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Hero
3つのクラス(Warrior / Archer / Mage)に分かれており、全部で12体の個性的なHeroが登場します。
クラスによって攻撃範囲に違いがあり、Warriorは1マス、Archerは2~3マス、Mageは1~2マスとなっています。気を付けたいのは、Archerは1マス隣の敵に対して攻撃できない点です。
Heroはアビリティなどを持っていないため、カードにはMojo(他のカードゲームだとマナやエネルギー) / Power(相手に与えるダメージ) / Health(これがゼロになると死亡)の数値のみが書かれています。

Monster
兵士として戦ってくれるMonster(合計132体)は個性的な外見を持ち、11の種族(Cyclops / Dwarf / Elemental / Elf / Golem / Human / Lizard / Minotaur / Orc / Werewolf / Zombie)があります。
残念なことに、Trollは登場しません。
CyclopsにはPower Leech(自軍のMonsterが倒された場合に全てのCyclopsはPowerを2上昇させる)、LizardにはDeath Rage(Lizardが敵Monsterを倒すとPowerが2上昇する)など、特別な種族ボーナスがあります。
このボーナスはとても重要なので、デッキを組む際には注意しましょう。
そして、Heroと同じく3つのクラス(Warrior / Archer / Mage)に分かれており、攻撃範囲もクラス特有のものとなっています。
中でもWarriorは特殊で、1回のターンで最大2回の移動が可能です。2回移動した場合は攻撃することはできません。
カードを使用する際に必要となるMojoが左上に紫の数字で書かれており、右上にはレアリティ、左の赤い拳と数字はPower、右の緑のハートと数字はHealth、そしてカードの中央にはアビリティの説明と、使用するために必要となるMojo、カードの下部には種族ボーナスの説明が書かれています。

Weapon
72種類用意されているWeaponは、自軍のCreatureに対して使用し、Powerを上昇させる装備です。
使用したターンから、Creatureが倒されるまで効果は持続します。
Melee(Warrior) / Archery Bow(Archer) / Mage Staff(Mage)の3種類があり、それぞれ装備できるクラスに制限があります。
1体に対して複数のWeaponを使用することはできますが、装備できるのは1つのみとなっており、元から装備していたWeaponの効果は消えます。
単純にPowerを上昇させるだけではなく、追加でHealth上昇など特別な効果を得られるカードが多く、数少ない逆転要素の1つとなっています。
カードを使用する際に必要となるMojoが左上に紫の数字で書かれており、右上にはレアリティ、そして中央より下には効果が書かれています。

Shield / Armour
合わせて28種類あるShieldとArmourは、自軍のCreatureのDefenceを上昇させます。
使用したターンから、Creatureが倒されるまで効果は持続します。
クラスの制限は無く、Weaponと同じく追加の効果が得られるカードもあります。
複数の装備を身に付ける際のルールはWeaponと同じですが、ShieldとArmourは装備する部位が違いますので、両方の効果を得ることができます。
カードを使用する際に必要となるMojoが左上に紫の数字で書かれており、右上にはレアリティ、そして中央より下には効果が書かれています。

Rune
Runeは22種類あり、アリーナにある台座に設置することで効果を発揮します。
自軍全てのMonsterのPowerを上昇させたり、バトルを有利に進めるためにはとても効果的です。
台座に設置したRuneは取り外すことができませんが、効果はバトルが終了するまで続きます、。
カードを使用する際に必要となるMojoが左上に紫の数字で書かれており、右上にはレアリティ、そして中央より下には効果が書かれています。

Spell
Healthの回復や、ランダムのマスにマグマを噴き出させたり、様々な効果を持つカードが44枚登場します。
効果は即発動し、一度使用するとカードは手札から消えます。
カードを使用する際に必要となるMojoが左上に紫の数字で書かれており、右上にはレアリティ、そして中央より下には効果が書かれています。

デッキも勝敗を左右する

combat-monsters-review-003 デッキには、最低30枚から最高200枚までのカードをセットすることができます。
とにかく何でもデッキに入れちゃえ!というのではなく、不要なカードは排除していきましょう。
例えば、デッキにWarriorしか入れていないのに、装備できないArchery Bowを入れることは無意味です。
Monsterの種族ボーナスは強力なので、同じ種族を多めに入れることも重要です。
僕の場合は、同じ種族が配置されることでPowerが上昇するOrcをメインに入れています。
序盤は30枚しかカードを所持していませんので、デッキ構築にワクワクすることはありませんが、遊び続けてカードが増えてくると、デッキについて悩むことが楽しくなります。
デッキは複数保存することができ、バトル開始前に使用するデッキを選択できます。

1ターンも無駄にすることは許されないバトル

バトル開始時に、手札を引き直すことができます。
手札が気に入らない場合は、5枚のカードを山札に戻し、4枚のカードを引き直して手札にします。
1枚少ない状態でスタートしますが、手札にMonsterが含まれていなければ、迷わず引き直していいと思います。
開始後は、ターンごとに1枚ずつ山札からカードを引いていきます。

combat-monsters-review-004 アリーナは複数のマスで構成されており、その上に立つHeroやMonsterに対して効果を発揮するタイル、そしてRuneを設置できる台座があります。
画面の左上には、手札の枚数と山札の枚数、そして紫の数字でMojoが表示されています。このMojoは、使用しているHeroのMojoです。
このMojoは、毎ターン1ずつ増えるとか、不要なカードを生贄にすることで増えるというシステムではなく、RuneやSpellを使用しないことには増えません。

Monsterを配置できるのは、Heroの周囲6マスです。タイルの上に配置することは可能ですが、Runeの上には不可能となっています。
カードを使用して呼び出されたMonsterは、次のターンまで移動することはできませんが、攻撃することは可能です。
勝利を目指すのであれば、タイルに最短で辿り着けるマスを選んだり、相手Creatureの射程範囲を計算しなければなりません。

combat-monsters-review-005 勝利条件は、相手のHeroを倒すことです。
しかし、闇雲に攻めるだけでは倒すことはできません。
バトルにおいて重要なのは、絵が描いてある特別な効果を持つタイルを、いかにコントロールするかです。
Mojoを増やすにはRuneやSpellなども有効ですが、星の絵が描かれているタイルの上にCreatureを立たせることが最も手っ取り早いです。
Mojoが増えれば強いカードを出すことができるようになり、弱いMonsterと同時にWeaponなどを出すことも可能になります。
盾が描かれているタイルに立てば、CreatureのDefenceが上昇し、拳が描かれているタイルならPowerが増加します。

相手のHeroのクラスによって、戦術を変化させましょう。
例えば相手がArcherであれば、隣接したマスを攻撃できないというマイナスポイントに付け込み、どんどん間合いを詰めていきましょう。
逆の立場であれば、とにかく相手との距離を保つことが重要になります。
アリーナの隅に押し込むことができれば、勝利が確定する場合もあり、タクティカルストラテジーゲームとしての面白さを味わうことができます。

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バトルのルールを把握すれば、あとは頭脳勝負になります。これはカードゲームに似ています。
勝利のために全てのMonsterを生き残らせる必要は無く、誰かを犠牲にすることも重要となり、両軍のCreatureのPowerとHealthをよく見て、頭の中で足し算や引き算を行います。
相手の次の手を読み、限られたMojoの中で使用するカードを選び、1ターンを大切にしてください。
逆転パターンは少ないですが、レアリティの高いWeaponなどの装備カードは、戦況を大きく変化させます。

バトルで勝利すると、ごく僅かなRubicoinを獲得できます。
ただし、一度クリアしたクエストは対象外となっており、マルチプレイで稼ぐことがメインになります。
これによってプレーヤーが積極的にマルチプレイに参加するようになり、対戦相手が増えるという仕組みになっています。
マルチプレイでは、お互いが最低でも1回ターンを終わらせていないと、勝利しても報酬のRubicoinは貰えません。

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最大6人まで参加できるマルチプレイでは、とても白熱したバトルを楽しめるかもしれません。
1vs1が苦手でも、複数のバトルでは勝利できる可能性があり、初心者の方でも勝つ喜びを味わえると思います。
各ターンに時間制限があるので、相手が放置状態でゲームが進行しないという状態にはなりません。
レアリティの高いカードを複数持っているほうが強いという感じはありますが、その相手にいかに勝つかを考えることも楽しさの1つです。
AIとは違い、人的ミスが発生する可能性があるので、そこをうまく攻めていき、最後まで諦めずに戦いましょう!

勝つためにできること

勝つためにできることは、課金です。と言いたいところですが、まず最低限できることをやりましょう。
シングルのEasy Questも、そこそこ難易度が高いです。
僕自身、カードゲームが得意というわけではないので、とても苦戦しました。
そこで、まずはカードを増やすことから始めてみました。
カードを増やすには、クエストで獲得する方法と、Rubicoinを使ってカードを購入する方法があります。
Rubicoinは、バトルの勝利報酬や、アプリ内課金で買うことができますが、無料で手に入れる方法も用意されています。
確実にRareが1枚入っている12枚入りChestを購入すれば、バトルでの勝率は上がります。
また、24時間ごとに更新されるDeal of the Dayでは、レアリティの高いカードを1枚購入することができます。
自分のデッキに必要なカードが販売されているかもしれないので、毎日チェックするようにしましょう。

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レアリティの高いカードを手に入れることも重要ですが、デッキの編成も手を抜いてはいけません。
デッキに入っているMonsterが全て同じクラスの場合、バトルはかなり不利な状況になります。
複数のクラスをデッキに入れること、そして種族ボーナスを忘れないこと、無駄なカードは入れないことを忘れないようにしてください。

バトル中でも、勝利するための工夫がたくさんあります。
Monsterを呼び出す時、種族とマスをよく考えるようにしましょう。
例えば、Zombieは敵味方関係無くMonsterが倒されることで、Healthが上昇していくボーナスを持っていますので、無駄に突撃させずに後方に待機させるほうがいいです。
ターンを終わらせる際、まだ行動できるCreatureがいないか確認しましょう。僕はよく攻撃を忘れてターンを終了させてしまいます…。
装備やRuneは即効果が発揮されますので、攻撃する前に使用しましょう。ほんの少しのダメージの差が、敗北に直結する場合もあります。
小さなことでもミスをしないように注意することが、勝利への近道となります。

演出面は優れているものの、戦う前から勝敗が決まっているバトルが目立つ

combat-monsters-review-009 バトル開始時には、お互いの巨大なHeroがアリーナにHeroを投げ込むシーンがあったり、Archerが離れた敵を狙う時に味方のCreatureが矢を避けるなど、「Combat Monsters」は演出面でも優れています。
攻撃がヒットすればガッツポーズを取り、装備を身に付ければ見た目が変化し、視覚でも楽しめるよう細かな工夫がされています。
これら見た目のとっつきやすさは、このジャンルを初めて遊ぶ方を、ゲームの世界へスムースに引き込んでくれます。
数字の計算はカードゲームに近く、そしてCreatureの操作はターンベースのストラテジーゲームに通じるものがあります。
残念なのは、オンラインでの対戦が、いまいち盛り上がらないことです。
Hearthstoneのような優れたマッチメイクは行われないので、注ぎ込んだ金額が勝敗を左右することが多いです。
相手が強力な装備を身に付けた場合、それを解除するRuneが無ければどうにもなりません。せめて装備に耐久度があり、壊れるというシステムがあればいいのですが…。
まずはシングルをじっくり遊び、そこで面白いと感じたのであれば課金し、強力なカードを揃えてからマルチプレイを楽しむという流れがベストかもしれません。

現在の価格は無料となっております。
価格などは変更される可能性がありますので、ダウンロード前にストアにて価格と対応デバイスを最終確認お願いします。

こちらからもダウンロード可能です

販売元: Rubicon Mobile
(c) Rubicon Mobile, Ltd.

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じめじめとした洞窟の中で暮らしています。

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