Isle of Bxnes

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主人公の一族は故郷を奪われ、その脅威から逃れるために筏で生活を続けており、青い光を放つStone Totemや、逸れてしまった仲間の部族を探し、Shamaの声に従って東へ東へと冒険の旅に出る。

「Isle of Bxnes」は、架空の石器時代をテーマとするアクションRPGで、その独特のピクセルアートと暗いサウンドからは、ミステリアスな雰囲気が感じられる。アクションRPGと言ってもDiabloのようなタイプではなく、Roguelikeであるため非常に慎重に進めなければならない。iPadには正式に対応しておらず、2倍表示となる。僕はiPad 4で遊んだので、この記事で掲載しているスクリーンショットはiPhoneやiPod touchで遊ぶよりも画質が悪くなっている。

筏で暮らす一族

isle-of-bxnes-review-002 ゲームは筏の上から開始される。これがプレイヤーの住居であり、一族の安住の地でもある。少しでも高い波に襲われれば沈没してしまいそうな気もするが、きっと”Shaman”が不思議な力で守ってくれるのだろう。

画面の下には人間の顔が並んでおり、これらは生首を晒しているのではなく、それぞれのNPCへアクセスするためのショートカットボタンとなっている。左から順番に、”Witch Doctor” “Oarman” “Shaman” “Guard Fruela”、そして一番右の地図は航海を開始するボタンである。

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isle-of-bxnes-review-003 “Witch Doctor”は、一族の中で唯一の医者である。彼はどのような傷も直してくれるが、蘇生だけはできない。傷を癒す儀式には心臓を必要とし、動物や人間からもぎ取った新鮮な心臓がいくつか必要(初期は3個)になる。

「Isle of Bxnes」の世界にはHPが無い。数値で現在の体力を知ることはできないが、傷を負った部位(頭/胴/腕/脚)は緑→黄→赤と色が変化していく。たとえば脚が赤く染まれば、移動速度が低下してしまい、敵との距離を保つことが難しくなる。傷を負った部位をタップすることで、必要な心臓を消費して傷が癒える。赤は黄へ、そして黄は緑へ、赤を緑にするには2回の治療が必要となる。


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“Oarman”は、我々の住居でもある筏を操縦してくれる。特に重要な役割を持っているわけではないが、話しかけることでチュートリアルをいつでもプレイすることができる。”Oarman”が居なければ、我々一族は海の上である程度安全な日々を送ることはできなかっただろう。そう思えば、足を向けて寝られない存在である。


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isle-of-bxnes-review-007 “Shaman”は、いつも我々を導いてくれる。我々は彼に従い、青い光を放つStone Totemを探し続けている。導くだけではなく、”Shaman”は一族に対して特別な能力を与えてくれる。しかし、ボランティアではない。

新鮮な心臓を5個、そして毛皮を5枚、それらを捧げることにより、新たなスキルを習得したり、アップグレードすることができる。忘れてはならないことがある。それは、心臓は傷を癒す際にも必要になることだ。つまり、スキルを習得したものの、瀕死の状態から回復するための心臓が残っていなければ、今後の冒険は恐ろしく過酷なものとなる。キャラクターが死んでしまっても、スキルは息子がそのまま引き継いでくれる。

スキルにはTierがあり、Tier 2のスキルを習得するには、Tier 1を習得していなければならない。
Tier 2以上は、Stone Totemを発見することでアンロックできる。


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isle-of-bxnes-review-009 “Guard Fruela”は、一族の母である。
彼女は息子を産み、そして育てる。
彼女に毛皮(初期は4枚)を与えることで、息子は育つ。
もしプレイヤーが冒険の途中で息絶えてしまった場合、引き継いでくれるのが息子である。
単純に言えばコンティニュー回数のようなもので、息子がいなければ即ゲームオーバーとなり、一族は滅びてしまう。
生まれたてとは思えない風貌だが、これもきっと”Shaman”の不思議なパワーの影響だろう。
息子は習得したスキルや装備も引き継いでくれるが、戦死したエリアからの再開となるため、1つの島で全滅することもある。

航海

isle-of-bxnes-review-012 Stone Totemや他の部族、そして獰猛な野生動物を探すため、筏で海を移動し、島へ上陸する。
筏の操作方法は簡単で、進みたい方向をホールドするだけでいい。とても単純だが、”Oarman”が頑張って漕いでくれていることを忘れてはいけない。
黒く塗りつぶされた地域は、次第に青く美しい海へと変化していく。
島に筏が接触すれば上陸となり、そこで待ち受ける脅威と対峙することになる。

上陸

無事に島へと辿り着いたとしても、ホっと一息付いている暇は無い。
初めて遭遇する見知らぬ部族、そして獰猛な野生動物は貴方に対して牙をむく。
さらに、移動操作の難しさもプラスされるわけだから、生きて帰れる確率はとても低い。

島は狭い。それほど広くないと書こうと思ったが、狭い。
そして敵は強い。泣きたくなるほどえげつない攻撃を仕掛けてくる。彼らも一族を守るために必死なのだ。
大量の敵に囲まれつつ、ポーションを飲みながらスキル連打なんて遊び方はできないので、ゆっくりじっくり慎重に探検しなければならない。
それでは、上陸後の画面説明などを書いく。

isle-of-bxnes-review-010 画面右上には、キャラクターの健康状態を表すアイコンが4つ並んでいる(左から頭/胴/腕/脚)。
現在は頭に傷を負っており、黄色くなっているのがわかると思う。頭が悪いってことだ。
その下には、「骨」と「手」のボタンがある。「骨」をタップすると、キャラクターシートが表示される。「手」はスキルを交換する時に使用する。
画面右下には、3つの大きなボタンが並んでいる。それらはスキルボタンで、左からVoodoo/Dodge/Attackである。
Voodooは罠を設置したり攻撃の補助的なスキルで、Dodgeは敵の攻撃を回避するスキル、そしてAttackは敵を攻撃するスキルである。
スキルボタンの左には、現在所持している薬草の数が表示されている。この薬草は左から順番に、”ダメージ+1″ “一箇所の傷を一段階回復” “スタミナの回復”といった効果を持っている。
薬草の左にはスタミナが赤いバーで表示されており、Voodooスキル(初期スキルは消耗しない)を使用することで消耗する。
説明不要かもしれないが、画面左下には移動操作するためのコントローラーがある。

isle-of-bxnes-review-011 「骨」をタップして表示されるキャラクターシートには、姿や名前、そして装備品、さらには各種ステータスが表示されている。
画面の右には心臓と毛皮の所持数が表示されており、「EXIT」をタップすればこの画面を閉じることができる。
「EXIT」の下にある「i」をタップすると、Muscleは4ポイントで1ダメージ上昇など、各ステータスについての説明が表示される。

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敵を倒すと心臓や毛皮を落とすことがある。
心臓は怪我を癒すために必要で、毛皮は息子を育てるために必要、そしてスキルを上達させるには両方が必要となるため、危険を冒してでも敵を倒さなければならない。
もちろん無理に島の隅々を探索する必要は無く、自分の命に危険を感じたのであれば、島の出口へと急ぐといい。
ここには駆け引きがあり、怪我を癒すために消費する心臓の数を計算し、場合によっては死を選択し、息子に託すという手もある。

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敵を倒すだけでなく、壊せる物は全て壊すといい。
中からアイテムが出る可能性があるし、敵が出現することだってある。
興味をそそられたら、まず行動に移してみるべきだ。
黄色いサークルに囲まれた小さな袋が出現したら、それは装備品である。
画面右上の「骨」が黄色く染まるので、タップしてみよう。

isle-of-bxnes-review-015 装備できるアイテムは3つまでとなっており、武器を2本装備することはできない。
この画像の場合だと、空いているスロットをタップし、そして画面左下の「SWAP」をタップすれば装備することができる。
装備できるアイテムには特別な効果があり、キャラクターのステータスを上昇させてくれる。
キャラクターが死んでしまっても、この装備は息子が引き継いでくれる。

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島に生息しているのは、敵だけではない。
取引を申し込まれたり、彼らのボスとの戦いに招待されたり、島には友好的な部族もいる。
もちろん無視して殺すことも可能で、その時の気分や状況で判断すればいい。

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島には、いくつかの白い矢印が出現する。そして、矢印に触れることで、画面の上にメッセージとYES/NOの選択が表示される。
「A dark hole lies before you. No light shines out. Do you enter the unknown?」と表示されれば、暗い洞窟に入るかどうかを問われている。
「Proceed?」と表示されれば、続きの島へと移動するか問われている。
「Use conch to summon raft and swim back?」と表示されれば、筏に戻ることができる島の出口ということになる。

isle-of-bxnes-review-018 狭い島では、様々な発見がある。
敵やアイテム、祠や洞窟、落とし穴や残酷な罠など、島を訪れるたびにランダムで生成され、何が起きるかわからない緊張感がある。
あまりにも過酷な探検が続くため、ついつい忘れがちになってしまうが、島を探検する目的は青い光を放つStone Totemを探すためだ。
どの島にStone Totemがあるのか、それは探検してみないことにはわからない。
運良く発見できれば、ステータスを上昇させるポイントが手に入り、新たなPerkを手に入れることもでき、今後の冒険の手助けとなる。

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この画像の場合だと、Stone Totemを発見したことにより、スキルのTier 2がアンロックされた。

無駄に長くなってしまったが、なんとなく遊び方を理解してもらえただろうか?

攻略のヒント

これと言って攻略方法は無いが、敵との距離を常に保つことは、島から生きて帰るために重要なポイントである。
攻撃以外に、VoodooやDodgeスキルを使うことを忘れてはいけない。これらをしっかり使うことで、生還率はグッと上がる。
うっかり忘れてしまうことが多いのは、息子の存在である。毛皮が余っていれば、”Guard Fruela”に渡して息子を育てておくこと。

Isle of Bxnesの感想

isle-of-bxnes-review-020 キャラクターの命が絶たれても、息子が引き継いでくれたり、戦闘はリアルタイムだったりしますが、基本的にはRoguelikeです。
操作に関しては、かなり酷いです。右に移動しようとしても、バーチャルパッドに指を置くのと同時にキャラクターが思わぬ方向に少し進むタイプです。
難易度設定や、実績解除などが無いため、何度も繰り返し遊ぶという魅力に欠けています。これはちょっと残念です。
心臓と毛皮を何に使うか、それを考える楽しさはありますが、もっと難易度を上げて頭を悩ませるようなバランスにしてもよかったと思います。

ミステリアスなストーリーはとても良く、クリアすれば短編映画を鑑賞したような気分になれ、独特のピクセルアートとサウンドも素晴らしいです。
島での戦い以外にもイベントは発生し、細かな工夫も多く、発見や驚きを楽しむことができますが、それらをうまくまとめられていない気もします。
全ての人に遊んでもらいたいタイトルですが、雰囲気を楽しめるかどうかで、評価は大きく分かれると思います。

「Isle of Bxnes」を開発したWhalenought Studiosは、ちょっぴりお下品な「Poop Factory」と、Win/Mac向けのリアルタイムタクティカルRPG「Serpent in the Staglands」を開発中で、このゲームが気に入った方は新作にも期待しましょう。
ついでに、サウンドトラックも販売中です。

現在の価格は300円となっております。
iPadでも遊べますが、完全対応しているわけではありません。また、iPhone 4/iPod touch第4世代には対応していません。
価格などは変更される可能性がありますので、ダウンロード前にストアにて価格と対応デバイスを最終確認お願いします。

こちらからもダウンロード可能です

販売元: Whalenought Studios LLC
(c) Whalenought Studios

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じめじめとした洞窟の中で暮らしています。

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