運命の洞窟 THE CAVE

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“The Cave”は、ロン・ギルバード氏が長年アイデアを温めていたと言われる、ブラックユーモアを含んだパズル・プラットフォーマー/アドベンチャーで、7人のキャラクターの中からプレイヤーは3人を選び、不思議な洞窟の中へと導いていきます。
日本でのタイトルは”運命の洞窟 THE CAVE”となっております。
操作方法はタッチスクリーンに最適化されており、最近のタイトルだと”Limbo”の操作に近いです。ボタンなどで画面が見えにくくなることはなく、ゲームの世界を壊すこともありません。

the-cave-review-002 ゲームを起動した際に表示されるDouble Fineのロゴもそれっぽく描かれており、このような細かいユーモアも楽しみながら遊びましょう。
※トレーラーではSEGAのロゴも壁画っぽくなっていますが、ゲーム内ではいつものSEGAのロゴです。
物語が始まると、ミステリアスな魅力溢れる声を持つ洞窟が、”The Cave”の世界へとプレイヤーを導いてくれます。
語り手である洞窟は、ゲーム進行中にもプレイヤーをゾッとさせたり、クスッと笑えるユーモアを与えてくれるわけです。
この声を担当しているStephen Stanton氏は、実は”Bioshock”のBig Daddyの声の方なんですが、「ウォー」とか「フェー」などといったセリフしかなかったため、パッと出てこないですね。
わかりやすいゲームだと、”The Bard’s Tale”です。もし今iPhoneやiPadにこのゲームがインストールされていれば起動してみてください。

物語の世界へ

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今夜、何かを求めて洞窟に入るのは、”騎士” “村人” “タイムトラベラー” “科学者” “冒険家” “双子” “僧侶”7人のキャラクターの内の3人。
プレイヤーは、その3人を自分で選択することができ、それぞれのキャラクターが洞窟に入る理由があるため、選んだキャラクターによって物語は変化します。
そして、彼らは特別な能力を持っています。
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騎士:無敵化
村人:息を止める
タイムトラベラー:テレポート
科学者:ハッキング
冒険家:フックとロープ
双子:ゴースト
僧侶:念動力

the-cave-review-004 洞窟の中にある様々なパズルを、3人のキャラクターを使って解いていくことになるので、画面左下に表示されるアイコンをタップし、別のキャラクターに切り替えながら進んでいく。
パズルはそこそこ難易度が高いと思う。いや、僕が苦手なだけかもしれないが。
ヒントはほとんど無く、実際にキャラクターを移動させ、行動できる範囲全てを歩き、仕掛けに手を触れてみて、何が起きるかを確かめなければならない。
それがパズルを解くヒントになるし、発生するアクシデントも笑いの要素となっているから。
ちなみに、この洞窟の中では”死”というものは存在しない。保険の都合らしいが、何かに食われようとも、残酷な罠に飛び込もうとも、あっさりと復活する。死なないから復活とは言わないか。

ゲームの世界観を壊さないためか、実際に遊びながら操作方法を説明してくれるようなチュートリアル的なものは無い。
だから最初のパズルを解けずに困る人も多いかもしれないけど、オプションから確認できるから大丈夫。
オプションなどは画面右下の”一時停止ボタン”をタップすることで表示され、セーブもここから可能です。
最近のゲームの感覚で遊ぶと、「探検を続ける」を選択した時に悲しい気分になるので、こまめにセーブしたほうがいいと思います。

the-cave-review-005 操作に関しては、ジャンプしたい場所でジャンプできなかったり、どうでもいい場所でジャンプしてしまったり、慣れるまではイライラするかもしれない。
この画像のシーンでは、我慢できずに「あ~めんどくせ~」と口に出してしまった。
しかし、その後のシーンではたっぷり笑わせてもらったので、終始フラストレーションを感じ続けるゲームではありません。

心に余裕を持てば凄く楽しい

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1人のキャラクターではなく、3人のキャラクターを使ってパズルを解くので、行動範囲がとても広い。
だから移動距離も長くて、そこに操作のやりにくさがプラスされ、”村人” “科学者” “探検家”を選んでクリアした1周目は笑顔になる時間よりも、イライラする時間のほうが圧倒的に長く、正直な感想は「つまらない」だった。
難解なパズルを解いた達成感を味わう間もなく次のパズルが目の前に出現するわけだから、心が安らぐ時間も無く、”The Cave”の魅力の1つであるユーモアの部分も感じることがほとんどなかったし、心に残ったのは大きなフランクフルトだけだった、
しかし、”騎士” “タイムトラベラー” “双子”を選んだ2周目は、明らかに心に余裕ができており、ほんの小さな語り手のジョークや、物語の中のユーモアにも笑顔になることができ、1周目とは違った方法で同じパズルを解くことも楽しく、とくに”騎士”の物語は凄く面白かった。
つまり、頭の切れる人やパズルアドベンチャーが大好きな人なら、1周目からパズルを解く楽しさとユーモアを存分に味わい、ニヤニヤしながら遊び続けることができると思う。
僕のように、それほど得意でない人であれば、2週目以降から楽しくなるはず。

the-cave-review-008 総合的には面白いパズルアドベンチャーで、2周目から見事に”The Cave”の魅力にハマってしまった。
もちろん7人全員の物語を見たいと思うし、壁画もコンプリートしようと思っている。
ゲームの世界を壊さぬよう日本語に翻訳されていて、吹き替えじゃないという点もとても良かった。
悪い点を挙げるなら、タッチスクリーンだから仕方ないけど操作の部分。これは慣れれば気にならなくなる。
あと、この文字ズレは酷かった…。
PC版やCS版を購入するか迷っていた方は、ローカルマルチプレイはできないけどiOS版を選択するのもいいと思う。値段も安いし。
もし行き詰っても、攻略やプレイ動画がYoutubeにアップされているから問題無い。

とりあえず今からフランクフルトを買いに行ってきます。

推奨機種はiPhone 4S以上/iPod Touch 5/iPad 2以上/iPad Miniとなっております。

現在の価格は450円となっております。
価格などは変更される可能性がありますので、ダウンロード前にストアにて価格と対応デバイスを最終確認お願いします。

こちらからもダウンロード可能です

販売元: Sega America
(c) and (TM) 2013 Double Fine Productions, Inc. All Rights Reserved.

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じめじめとした洞窟の中で暮らしています。

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