モバイルゲーマーにもローグライクの要素を持つRPGに目がないという方がいるだろう。私もその1人であり、日々App Storeに登場するiOSゲームのなかでも安心して迷わず購入できるジャンルである。いわゆる“ハズレ”が少ない。死と隣り合わせの過酷な状況で、ランダムに生成されるダンジョンの地下100階を目指す。能力値を上昇させるジェムを集めては脱出し、繰り返し挑戦することでキャラクターは鍛えられてゆく。2010年にフラッシュゲームとして公開され、2014年にはiOS/Androidでも発売されたダンジョン探索型RPG『The Enchanted Cave』。よりいっそう磨き上げられた続編が開発中である。

 

『The Enchanted Cave 2』

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さすが数100万回プレイされただけのことはある。2014年の春にKickstarterでおこなわれた資金調達プロジェクトでは約1万ドルを集め、Steam Greenlightでも多くのユーザーの支持を得て通過した。ファンからの期待を背負って開発が進められている『The Enchanted Cave 2』は、2015年1月にもPCフラッシュ版が公開される予定で、正式な発売は同年3月を目標にしているようだ。何よりも素晴らしく感じるのは、開発状況を頻繁に公開していることである。資金を集めたものの、その後音信不通になるデベロッパーや、数か月に1度という低い頻度でしかユーザーと交流しない秘密主義な開発者、また、1年以上経過したにもかかわらずアナウンストレーラーからまったく変化が感じ取れない不安な作品もある。本作を手がけるDustin Auxier氏は、Kickstarter成功後から毎週のようにブログを更新しており、昨日で38回目をむかえた。

 

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『The Enchanted Cave 2』は、1作目の基本的な部分をそのまま引継ぎ、新たな要素がいくつか加えられているという。大きな違いは、拠点となる町の登場や、武具を生産するクラフトの存在だろう。また、ダンジョンのフロアも広くなり、アイテムやモンスターの種類が増えるのはもちろんのこと、シークレットルームといった探索の楽しさも増すようだ。ジェムだけでキャラクターを育てた前作とは違い、レベルが上がれば基本能力を上昇させ、スキルツリーにポイントを振り分けることもでき、自分なりの育成が可能になる。よりRPGらしくなるといえるだろう。

PCで人気のローグライク『Tales of Maj’Eyal』がAndroidに移植されるという。iOSユーザーとしては、緑のロボット愛好家が羨ましい限り。だからといって肩を落とすことはない。あと数か月もすれば『The Enchanted Cave 2』が楽しませてくれるだろう。

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じめじめとした洞窟の中で暮らしています。

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